令和5年度 第3回児童発達支援事業所連絡会と第3回放課後等デイサービス事業所連絡会を共催しました。

 令和6年1月19日(金)に、尾西生涯学習センター6階大ホールにて、第3回児童発達支援事業所連絡会と第3回放課後等デイサービス事業所連絡会を共催しました。計26事業所33名と今回は相談支援事業所の相談員6名の方々にも参加していただきました。

 今回は、上林記念病院こども発達センターあおむしセンター長の鈴木太氏を講師としてお招きし、「児童青年期の注意欠如多動症、併存症を考慮した介入戦略」について、貴重なご講演をいただきました。

 講演では、ADHDの概念の歴史や診断基準、併存症、薬物療法など、多岐にわたって専門的なお話をしていただきました。

 ADHDは素行症や不安症やうつ病などの精神障害を併存しやすく、児童青年精神科につなぐなどの対応に加え、薬物療法の治療だけでなく心理教育や行動療法のアプローチもされているそうです。抗ADHD薬の長期使用のメリットや、有害事象なども合わせて教えていただきました。また、家族の結束を固めて社会支援を増やすことで、ADHDの軽症化に繋がること、早期介入のために連携することの必要性をお話いただきました。

 最後にアンケートを実施しました。参加者の皆様のご意見を基に、今後も一宮市の福祉サービスの充実を目指し、連携を深めてまいります。

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